幼児教育の事実上の目標であるお受験

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現在の幼児教育の事実上の目標であるお受験。
世の中は少子高齢化しているにもかかわらず、お受験産業は右肩上がりの成長を続けています。
それだけ過熱しているお受験の実際を、つい最近お受験を体験した筆者がお話したいと思います。

筆者は埼玉県さいたま市に在住していますが、さいたま市内でも有数の文教地区と呼ばれるところに住んでいます。
理由はやはり子供を育てられる街に住みたいということなので、筆者も教育熱心な親に分類されると思います。文教地区に住むことを目的として引っ越して来た人も多いので、全体的に教育熱心な人が多いのが特徴です。この地区ではお受験はほぼ当たり前のように行われており、有名私立小学校や国立小学校への入学希望者が非常にたくさん居ます。どんな人種なのかと言いますと半数近くは医師の家庭です。やはり医師になるにはかなり勉強しなければならないようで、しかもどの大学の医学部を卒業したかによって生涯の出世が決まる世界なので小学校受験の段階から受験戦争が始まります。

お受験のためには幼児教育が欠かせないということで、幼児教育を行っている幼稚園や塾、教室などがたくさんあり、独特の風景を醸し出しています。一番熱心な人になると1歳の頃からお受験対策は始まります。まだまだ遊びながら知能を開発するという趣旨の教室ばかりですが、教室に入る申込書には志望校(もちろん小学校です)を記入する欄があると聞いた時には驚きました。

この地区には幼児が多いこともあって、少子化時代にもかかわらずたくさんの幼稚園があります。しかもそれらの幼稚園はお受験を意識しており、幼稚園の授業が受験対策を兼ねています。幼稚園もうまくカリキュラムを組んで子供が楽しめるようにしているので、当の子供たちは楽しそうにしていますが。

幼稚園の学年が年中クラスの時までは具体的にお受験の試験日があるわけではないのでまだ実感が薄い人も多く(筆者もそうでした)、それほどお受験を身近に感じることはないのですが、年長クラスとなりいよいよお受験の学年になると雰囲気は一変します。「誰がどの小学校を受けるのか」という噂で持ちきりになり、その噂の中に成績優秀な子供の名前があると合格者の枠が減るということで志望校を変更する人も現れます。いざ試験日になると幼稚園を休まざるを得ませんから、誰がどの小学校を受験しているのかがおおよそ分かります。それによってまた憶測が流れる...まさに狂想曲という言葉がピッタリの笑えないコメディでした。
当の子供たちはそんな大人たちの熱い戦いに気づいているのかいないのか...
知らないほうがいいかも知れません。

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このページは、isが2008年1月13日 07:43に書いたブログ記事です。

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